社会情報デザイン学科 Department of Social and Information Design

社会の実情を捉え、他者と協働しながら
課題の発見?解決を提案できる
人を育成します。

先輩の声

  • 株式会社船橋屋 代表取締役社長 2004年
    コミュニケーション学科卒業

    江戸時代の文化二(1805)年に創業。本店には芥川龍之介や永井荷風も足を運んだ。

    くず餅の製造過程で発見した「くず餅乳酸菌®」の研究?開発も継続中

    十文字で学んだ日本文化の探究が
    老舗の経営に活かされています

    今年で創業218年を迎えたくず餅屋「船橋屋」で、代表取締役社長として経営?管理を行っています。日本文化が好きで、十文字では3年次に日本文学のゼミを履修。先生の意向で、日本人形について1年間学びました。日本人形の歴史や成り立ちを調べ、記念館に足を運ぶ中で、日本文化の良さを再認識しながら、研究の仕方も学びました。現在は、独自に船橋屋の歴史研究を続けています。船橋屋のくず餅は数々の文豪に愛され、作品にも登場しています。本店の喫茶ルームに掲げられている欅の看板は、作家の吉川英治先生の書であることを知り、吉川先生のご長男にお話を伺うこともありました。実際にその場に行ったり、縁の人から話を聞いたりなど、人のつながりも含めて足で稼がなければ見つからないものがある、というのも十文字で得た学びでした。
    大学時代に身につけたパソコンの知識は、就職後に手がけた通販サイトや、新卒採用の立ち上げ、SNSの企業アカウントの立ち上げ時に、大いに活かされました。大学時代に所属していたバスケットボール部で学んだチームプレイやコミュニケーションの大切さも、職場での組織づくりに欠かせないと実感しています。
    長寿企業は、伝統と革新の連続といわれています。伝統を重んじながらも、時代に合ったイノベーションを起こして、次世代につなげていくことが不可欠です。「健康」をキーワードに、伝統の和菓子であるくず餅と、船橋屋の「くず餅乳酸菌®」を世の中のためにどのように活かせるのか、これからも追い続けたいです。

  • 日本電子計算株式会社 システムエンジニア(SE) 2019年
    生活情報学科卒業

    在学中に取得した資格
    • 基本情報技術者試験
    • 日商簿記3級

    目まぐるしく変わるIT業界で
    学びの継続を心掛けています

    企業が使用するためのシステムの設計や開発、テスト作業をしています。大学では「Java言語」の授業でプログラムの基礎を学び、システムエンジニア(SE)をめざすことを決意。今はPythonを使っていて実務でJava言語を使う機会はまだありませんが、ベースの考え方は変わらないので役に立っています。また、卒業論文で小野教授から指摘されたことは、今でも会議の議事録や設計書など仕事の書類を作成する際に思い出します。教授から強く勧められた、基本情報技術者試験。弊社は資格がないと昇格できず、私は3年次に取得したので、入社後、スムーズに業務に取り組めました。IT業界は新しい技術が次々に出てくるので、置いて行かれないよう、学びの継続を心掛けています。

※社会情報デザイン学科の前身である、生活情報学科、コミュニケーション学科(旧:社会情報学部)の卒業生を紹介しています。

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